初めまして。カラーコンサルタントの岩田まゆかです。
 このホームページを通して、多くの方々と出会うことが出来ますことを、とても楽しみにしています。

 私は10年程前、IACC 国際カラーコンサルタント協会(本部 ジュネーブ)のカラー教育を受けました。
その時に見た総合病院のスライド写真が今でも忘れられません。それは、カラーの人の心や体への影響を考慮して、色彩設計
されたもの。
小児科の受付は、まるで遊園地みたいに楽しい空間になっていました。『こんなに楽しそうなところなら、子供たちの病院へ
行く苦痛も、診察を待っているときの不安な気持ちも、随分と緩和されるでしょうに。
こんな病院が将来日本にも増えてくれたらいいな』と思いました。

 日本ではカラーというと、一般的にファッションや何か綺麗なものというイメージが強く、"カラーコーディネート"つまり
この色とこの色の組み合わせがよりおしゃれだということばかりが独り歩きして、そこには人間が不在のように思われて
なりません。
 私の受けたIACCのカラー教育では、
@色彩設計をするときの中心は常に人であり、
A人の心や体に良い影響を与える色彩設計をすることがカラーコンサルタントの使命
Bカラーコンサルタントはそのためにまず人の心理や生理を知ることが前提。
これら@〜Bを踏まえた上で、色の組み合わせの美しさも考慮するというスタンスでした。
 そして、カラーは『心と体の薬(サイコ・ソマティック・メディスン)』と位置付けられていました。

 その後、日本のカラーコンサルタントの第一人者である高坂美紀先生との出会いがより私のカラーの認識を変えるものと
なりました。
 私はIACCのカラー教育で、カラーが心と体に影響を及ぼすということを知識としては知っていましたが、恥ずかしながら
日々実践していた訳ではありませんでした。
 でも、高坂先生に出会って、カラーの効果はどれほどなのかと半信半疑ながら、毎日の自分の心と体の状態に合わせて、
日常生活にカラーを使うようになりました。すると、特に体に対する効果は想像以上で、私自身驚くほどでした。
なんと20年以上悩まされてきた頭痛から解放されたのです。

 私がIACCで学んでから10年以上も経った今でも、日本ではカラーの分野は遅れていて、人々のカラーに対するイメージは
それほど変わっていません。強いて言えば、カラーには心理的な影響があるということがようやく一般の人たちに知られて
きたという感じです。
 色の効果はこんなに絶大なのですから、私は皆様に是非この効果をお伝えして『心と体を色のエネルギーでチャージ』して
もらいたいと思うのです。
たくさんの色と触れ合い、色を楽しく生活に取り入れていただきながら、皆様の生活がより生き生きとしたものになって
くれたらいいなと思っています。